2014年9月12日金曜日

品川ダイブ!

「品川ダイブ!」の元ネタは古典落語の「品川心中」です。

ちぇんさんの別のバンドでちぇん推しになった方が、
曲中に落語を演じる最高にかっこいい曲を教えてくれたことがきっかけでずっと題材にしたかった噺。

バンドと落語を融合させている!ということで、
小よみちぇんとリンクさせてくれたんだろうけれど…

人間椅子の『品川心中』本当にかっこいい!!!

一人の人間の頭の中だけでも人間椅子と小よみちぇんが一緒の空間にいただけでも熱が出そうですわ。





品川心中(上)のあらすじ

品川の遊廓が舞台。
人気が落ち目となった女郎・お染は季節が変わっても新しい着物(衣装)を買うお金が集められない。
金が出来ないからこの世を去ると思われないように、少々ぼんやりしている客の金蔵を道連れにして心中を仕立て上げようとする。
心中の当日、金蔵は海に飛び込むが、お染は店の衆の「金が出来た」という知らせにあっさり店に戻ってしまう。

まぁ ひどい話なんだけれど、女のプライドってやつで。うふふ




小よみちぇんの「品川ダイブ!」は女目線。
なんせこの時期の小よみちぇんのテーマがエロスでしたから、自分の欲のために男に平気へ嘘をつく、
裏切るような不二子的女性を演りたくてしょうがなかった訳です。

女目線&女ファンタジーでとても参考になったのが、
小野塚カホリ 漫画「品川心中」でした。




















カホリ先生の品川心中は胸キュンしちゃうラストです。
金蔵が可愛い。
小よみのお染は自分一番な嫌なやつですが…。


『ねぇ あたしと死んでくれないかい』
と言う時に見ているのは金蔵ではなく過去に一番人気だった自分。


私がお染だったら金蔵が一番に愛してくれても、
たぶん、綺麗で、遊廓でもう一番でいられないなら死ぬかもしない。
最後まで見栄を張って、誰かを道連れにしても。


歌パートでは「どれにしようかな♪」と歌いながらフロアの男性たちを指差し物色。

下げはライブで人の上に飛び乗ってゴロゴロ転がる“ダイブ”と“海飛び込むこと”をかけて『ダイブ疲れました』にしました。

もう女の人を演るの照れるからやらないかもしれない一席。

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